家庭に必ずある生活必要家電のひとつ冷蔵庫。
そして冷蔵庫に含まれる金属には希少金属が多く含まれています。
それは冷蔵庫を含む多くの家電や電子機器に使用されていることから、
日本はレアメタル(希少金属)の宝庫ともいわれ、相当量の資源となることがわかっています。
日本に多く蓄積されている都市鉱山資源。
天然資源の少ない日本においてこのレアメタルが使用された電子機器は、大きな可能性を持つ貴重な資源と言えます。
今回はそんな希少な資源を含む冷蔵庫を、リサイクル・リユースする処分方法をお伝えします。
粗大ゴミ
冷蔵庫は家電リサイクル法が適用されるため粗大ゴミとして
自治体で収集を行っていません。
その為家電リサイクル法に則った処分やリサイクルショップ、
買取業者への依頼が処分の方法になります。
家電リサイクル法で処分する
リサイクル料金と収集・運搬料金を支払う事で処分できます。
リサイクル料金はメーカー毎に、収集・運搬料金は小売業者毎に異なります。
処分方法についてはこちらの⇒【家電リサイクル法について】を御覧ください。
リサイクルにかかる料金
冷蔵庫の処分にはサイズによって区分があります。
170L以下は3400円(税抜)
170L以上は4300円(税抜)
このリサイクル料金に収集運搬費をプラスした金額がリサイクルにかかる料金になります。
リサイクルショップや家電買取業者に依頼する
多少の傷や汚れがあっても正常に作動する冷蔵庫は、多くのリサイクルショップで買取の対象となります。
状態や使用年数・メーカーや型番、販売年や製造年によっては買取金額も変動します。
資源として処分する方法だけでなく、まだ使える製品がリユースされる事は環境配慮にもつながります。
◆まとめ◆
冷蔵庫の処分は法律に則った適正な方法が求められます。
ご自身の生活スタイルや製品の状態を考え適した処分方法の参考になったでしょうか?
一般ゴミや粗大ゴミと違い処分に面倒な製品とも言えますが
賢く業者を利用することで費用を掛けずに、限りある資源を大切するリサイクルも可能です。
しかし不法な廃品回収業者に処分を依頼すると、
不法投棄等の地球環境へ悪影響を及ぼす行為につながりますので注意が必要です。
また購入時に、冷蔵庫の処分も同時に考慮することで、
余分な手間や時間を省くこともできますので、これから新たな製品を購入される方のご参考になったら幸いです。
家電リサイクル法による新たな製品化、まだ使える製品のリユース。
正しく処分することは、限りある資源を有効に活用でき、延いては自分たちの住む環境を守ることに繋がります。