小型家電リサイクル法
カテゴリー:不用品の処分
◆小型家電リサイクル法とは◆
小型家電リサイクル法は、2013年4月から施行された法律です。
小型家電リサイクル法について
パソコン、携帯電話、デジタルカメラ、ゲーム機、時計、炊飯器、電子レンジ、ドライヤー、扇風機などの小型家電には、
鉄、アルミ、銅、貴金属、レアメタルといった希少金属が多く含まれ、いずれもリサイクルが可能な貴重な資源です。
大変希少、または技術的・経済的な理由で抽出が困難な鉱種のうち、
現に工業需要が存在するため、安定供給の確保が政策的に重要なタングステン、コバルト、ニッケルやレアアース等の31鉱種をレアメタルと定義しています。
それは多くの家電や電子機器に使用されていることから、
日本はレアメタル(希少金属)の宝庫ともいわれ、相当量の資源となることがわかっています。
しかし現実はその資源となるレアメタルは現在輸入に頼り切った状態です。
日本に多く蓄積されている都市鉱山資源。
天然資源の少ない日本においてこのレアメタルが使用された電子機器は、
大きな可能性を持つ貴重な資源と言えます。
持続可能な環境、経済、社会のためにも、電化製品や電子機器に含まれた有益な金属をリサイクル・リユースすることは大変重要な事であることは明確です。
リサイクルすることで再利用とごみの削減を実現。
資源を無駄にする廃棄ではなく、
適切に回収しリサイクルすることで環境保護につなげています。
廃棄物を減量、資源を有効活用し、定められた業者や企業、そして消費者により環境と資源を保全するための法律です。
小型家電リサイクル法対象品目
家庭の電気や電池で動く製品の広くが対象になります。
どの家電をリサイクルするのか、
粗大ごみとして扱うのかは自治体の判断に委ねられています。
また企業で使用していた携帯電話やパソコンなども対象になりますが、
回収方法は家庭の場合とは異なり、企業が責任を持って認定事業者に引き渡す必要があります。
お住まいの市町村の分別ルールに従い、正しくリサイクルをしましょう。
浜松市の小型家電リサイクルについて
浜松市では65品目(縦15cm未満、横60cm未満、奥行30cm未満のものに限る)
の製品を小型家電リサイクルの対象商品にしており、回収方法は主に下記の3つになります。
①区役所や協働センターに設置されたリサイクル回収ボックスへ持ち込む。
回収ボックスに入るサイズであれば料金はかかりません。
※自治体によってボックスのサイズは異なります。
②民間間会社の宅配便回収(有料)の利用
市区町村、国の認定を受けた「認定事業者」は、回収からリサイクルされるまで、盗難対策を講じるなどしっかりと管理します。
③家電店など販売店や専売店へ持ち込む
なお、携帯電話・PHSは専売店においても回収しています。
また、パソコンはメーカーにおいても回収しています。
※対応していない販売店もありますのでご確認ください。