これまでテレビの選び方ポイントの記事を
【サイズと視聴距離】
【液晶と有機ELの違い】
【2Kと4Kの違い】
【録画機能】
【安く買える時期】
と5つの項目に分けて説明してきました。
これらを踏まえあなたや家族の生活スタイル、視聴スタイルを重視してテレビを選んでみてはいかがでしょうか?
価格が下がったとは言われていますが、決して安くはないテレビ。
お得に、かつ納得した製品をベストなタイミングで購入ができる手助けに少しでもなれば幸いです。
最後にテレビの買い替えで、
いらなくなってしまったテレビの処分方法について紹介します。
粗大ゴミ
テレビは家電リサイクル法が適用されるため粗大ゴミとして自治体で収集を行っていません。
その為家電リサイクル法に則った処分やリサイクルショップ、
買取業者への依頼が処分の方法になります。
家電リサイクル法で処分する
リサイクル料金と収集・運搬料金を支払う事で処分できます。
リサイクル料金はメーカー毎に、収集・運搬料金は小売業者毎に異なります。
処分方法についてはこちらの⇒【家電リサイクル法について】を御覧ください。
リサイクルにかかる料金
テレビの処分にはサイズによって区分があります。
15型以下は1700円(税抜)
15型以上は2700円(税抜)
このリサイクル料金に収集運搬費をプラスした金額がリサイクルにかかる料金になります。
不用品回収業者に依頼する
民間の不用品回収業者は自宅まで引き取りに来てくれます。
その際に他の不用品と一緒に依頼することで運搬費などの費用を安くしてくれることも。
また状態のいい使えるテレビであれば買い取ってくれることもあります。
リサイクルショップや家電買取業者に依頼する
テレビは人気家電のため多くのリサイクルショップや家電買取業者が買い取ってくれます。
国産のものや現行品、年式が新しいものであれば高値での買取も期待できます。
引っ越しシーズン等は不要になったテレビを処分したい人が増えるので、
リサイクル業界全体の物流もそれに比例します。
ですから業者も高値で買取をする必要がなく、買取価格が下がる傾向にあります。
引っ越しの直前よりも1月や2月など少し早めに依頼することで査定価格のアップを狙うことができます。
また家電に特価した買取業者に依頼することで、買取価格がアップすることも。
多様な商品を扱う業者よりも、家電に特化した業者の方が独自の販路を持っているので査定価格が上がりやすい傾向にあります。
多少の傷や汚れがあっても正常に作動するテレビは、多くのリサイクルショップで買取の対象となります。
状態や使用年数・メーカーや型番、販売年や製造年によっては買取金額も変動します。
資源として処分する方法だけでなく、まだ使える製品がリユースされる事は環境配慮にもつながります。
◆まとめ◆
テレビの処分は法律に則った適正な方法が求められます。
ご自身の生活スタイルや製品の状態を考え適した処分方法の参考になったでしょうか?
一般ゴミや粗大ゴミと違い処分に面倒な製品とも言えますが
賢く業者を利用することで費用を掛けずに、限りある資源を大切するリサイクルも可能です。
しかし不法な廃品回収業者に処分を依頼すると、
不法投棄等の地球環境へ悪影響を及ぼす行為につながりますので注意が必要です。
またテレビ購入時に、テレビの処分も同時に考慮することで、
余分な手間や時間を省くこともできますので、これから新たな製品を購入される方のご参考になったら幸いです。
家電リサイクル法による新たな製品化、まだ使える製品のリユース。
正しく処分することは、限りある資源を有効に活用でき、延いては自分たちの住む環境を守ることに繋がります。