遺品整理│捨てるモノと売れるモノ
カテゴリー:遺品整理
前回遺品整理をする際に【保管】【処分】【寄付】の3つのジャンルに分けるとスムーズに事が進むと書きましたが、
今回は【処分】についてです。
処分する物も、家族と同居の場合と一人暮らしの場合。
故人と家族との生活スタイルによって内容が変わってきます。
ですから処分を決めたらゴミとして処分するのか、売却するのか仕分けてみましょう。
売ることができるもの
・家電
・骨董品、古書、絵画などの美術品
・ブランド品
・貴金属、宝飾品(時計、指輪、宝石)
・着物
・毛皮
・書籍
・金券類
・カメラ
・楽器
・車やバイク
・お酒
・レコードやDVD
・仏壇、仏具
・コレクション品(切手、古銭)
・趣味の道具(ゴルフクラブ、釣り道具・囲碁や将棋道具等)
価値はあるが自分には不要なモノなので、売却する。
家具や家電等まだ使用できる家財道具で使用する予定が無いものや、貴金属は売却しお金に変えることが出来ます。
故人の趣味の道具やコレクションは、自分で価値が分からないことが多いと思います。
しかし、ゴミと思っていたものが専門家やコレクターからしてみれば価値のあるものである場合も多いので、専門的知識のある業者に売却しましょう。
明らかにゴミとして処分するもの以外で悩まれる場合は、一度査定を依頼してみることをお勧めします。
ゴミに出す時の注意点
■冷蔵庫
■洗濯機
■エアコン
ゴミとして処分する際にも仕分けが必要です。
普通に一般ごみとして自治体に処分してもらえるゴミや粗大ごみとは別に、
リサイクル法に従った処分をしなくてはならないモノもあります。
特に家電リサイクル法の対象品目である上の4品目は処分方法が法律によって定められていますので注意しましょう。
パソコンの処分も資源有効利用促進法によってメーカーが回収・リサイクルを行っています。
また自転車の処分は防犯登録を抹消してから処分しましょう。
遺品を処分する際のまとめ
明らかなゴミとは別に大量に出る遺品整理には割り切りも大切です。
どんなモノにも思い出が詰まっていると思いますが、
整理をする際には本当に必要なものと、思い出として手もとに残すモノ以外はゴミとしての処分や価値のある売却を検討しましょう。
また売却や処分をすることに罪悪感を覚える方もいますが、
得たお金をお墓の購入費用に充てるなど、故人を偲ぶモノの為の費用の捻出という考え方をすることで、
心穏やかに整理が進めることができると思います。