テレビを選ぶ時のポイント│液晶と有機ELの違いって何?
カテゴリー:家電
公開日:2017年1月26日
最終更新日:2017年4月21日
意外と簡単!ディスプレイについて
テレビってそんなに買い換えるものでもないのに・・・
いざ買おうとするとき、テレビの進化についていけませんよね。
ついこの間に感じるデジタル放送やハイビジョン映像。
家電好きでもない限り、『有機EL』なんて言葉は、ただ聞いたことのあるワードでしか無いと思います。
そこで今回は、テレビ購入に当たって必ず選択肢を迫られる、ディスプレイについて説明したいと思います。
液晶と有機ELディスプレイ
これら2つの大きな違いは発光のしかたです。
液晶ディスプレイはバックライトで液晶パネルを照射するもの。
有機ELディスプレイは、有機物に電圧をかけることでその有機物自体が発光するもの。
つまり
液晶⇒光源と液晶パネルが必要。
有機EL⇒有機ELのみでOK。
もっと細かな違いはあるんでしょうけど、テレビを買うための知識なので・・・
性能を比較してみました
有機EL | 液晶 | 理由 | |
価格 | ◯ | △ | 発売時に比べれば有機ELの技術開発が進み、 液晶と肩を並べるのも時間の問題 |
寿命 | ◯ | △ | 液晶の半分程の寿命だが、テレビの使用年数を超える寿命はある。 |
薄さ | ✕ | ◯ | バックライトを搭載していない分薄い。 |
消費電力 | ◯ | △ | 有機ELは液晶の倍ほど消費するが、 スマホで低消費化に成功で将来性大。 |
色の再現 | △ | ◯ | 有機ELは黒色の再現が忠実。 液晶は明るい空間でも色鮮やか。 |
視野角 | ✕ | ◯ | 斜めからでも正面と同じようなクリアな映像が見れる。 |
液晶ディスプレイ
液晶テレビは、バックライトを搭載しているので輝度ある映像を楽しめます。
照明などの画面の映り込みが少なく、明るい環境でも色鮮やかさな映像を実現できます。
黒色の表現や動きの早い映像で残像感が出るといった弱点が指摘されていましたが、
倍速駆動機能を搭載するなどのメーカーの開発により軽減されつつあります。
液晶テレビはサイズも豊富で価格帯も下がっていますので、用途にあった製品を購入しやすくなっています。
有機ELディスプレイ
自ら発光するため黒色を忠実に再現でき、
液晶よりもコントラストの高い映像を実現できます。
また動きの早い映像もきれいに表現できるのもポイントです。
照明を落とした部屋で、じっくりと鑑賞するのに向いています。
またバックライトを搭載していないのでディスプレイが薄く、設置性にも富んでいます。
次のページでは
【2Kと4Kの違い】
について説明しています。